埼玉県本庄市は畳隊の施工エリア!
本庄市の皆さん、どうぞお気軽にご相談下さい。
全ての作業は20年以上のキャリアと実績を有するジョイフル本田リフォーム事業部の管理下で行われます。
畳(たたみ)、襖(ふすま)、網戸、障子のことは、安心と信頼の畳隊にお任せ下さい。
■ 本庄市エリアの工期詳細
● 畳の表替え&裏返し
本庄市はサービスエリア内です。
● 畳の新床&新品・襖・網戸・障子の貼替え&新品
ご注文後、日時を調整し、お客様ご指定の施工先までお伺いし、採寸等を行います。
納品は、各種貼替えについては最短で翌日、各種新品は1週間~10日程度が必要です。
本庄市の皆さんからの「ご注文」をお待ちしております。お気軽にご相談下さい。
畳隊休憩室:寝具について
19 布団のニシカワ
布団メーカーとしてまず名前が挙がるのは、最大手の「西川産業」ではないでしょうか。老舗の大手メーカーなので、テレビCMもよく見かけますし、百貨店の寝具売り場にもコーナーがあり、私たちにはとても身近な企業のひとつでもありますね。信頼ある寝具ブランドとしての地位を築いた「西川産業」の創業は、なんと1566年-安土桃山時代までさかのぼります。畳に匹敵するほどの歴史ですね。
この年に19歳だった初代西川仁右衛門が近江で蚊帳の製造・販売を始めたのです。近江商人だった仁右衛門は順調に販路を拡大、「楽市楽座」が発令された翌1587年、近江八幡町に店を出しました。これがその後の繁栄を築く礎になったと言います。なかでも西川家「中興の祖」と言われる七代目利助は、厳しい緊縮財政がしかれた「寛政の改革」の時代、今日の企業経営にもつながる制度を制定して、経営基盤の安定を図りました。たとえば、「不慮の事故や災害などのため」の「積立金制度」や、決算後の純益の3分の1を従業員に割り当てた「三ッ割銀制度(現在のボーナス制度に当たる)」などです。
これらの制度は従業員の忠誠心や売り上げ向上に大いに貢献したと言いますから、七代目利助の柔軟な経営戦略や姿勢は卓越したものであったようです。戦国時代から封建社会、近代社会と大きく変容する歴史のなかで、企業としての転換となったのは、昭和30年代に販売商品に加えた「ふとん」の存在が大きかったようです。それまでの主力製品だった蚊帳はいわば季節商品でした。自家で作るのが当然だった「ふとん」を一年を通して販売できる商品とすれば、売り上げの安定を図れるという判断でした。
昭和33年には「合繊わた」が爆発的なヒットをし、のちの「ムアツふとん」の成功につながるすぐれた商品開発力で、市場のニーズを掘り起こします。現在では「日本睡眠科学研究所」を設立、睡眠環境を広義の「部屋の環境」から狭義の「寝床内気象」までととらえ、その基礎研究が商品開発に活かされ、睡眠-健康に役立っているのです。関連会社がJAXAと共同で、宇宙でも快適に眠れる「スペースふとん」の開発をしているという話は有名ですね。「ふとんのニシカワ」は、まさに日本を代表する寝具メーカーなのです。