千葉県成田市は畳隊の施工エリア!
成田市の皆さん、どうぞお気軽にご相談下さい。
全ての作業は20年以上のキャリアと実績を有するジョイフル本田リフォーム事業部の管理下で行われます。
畳(たたみ)、襖(ふすま)、網戸、障子のことは、安心と信頼の畳隊にお任せ下さい。
■ 成田市エリアの工期詳細
● 畳の表替え&裏返し
成田市はサービスエリア内です。
● 畳の新床&新品・襖・網戸・障子の貼替え&新品
ご注文後、日時を調整し、お客様ご指定の施工先までお伺いし、採寸等を行います。
納品は、各種貼替えについては最短で翌日、各種新品は1週間~10日程度が必要です。
成田市の皆さんからの「ご注文」をお待ちしております。お気軽にご相談下さい。
畳隊休憩室:日本家屋(木材について)
14 木材になるまで
森林に入って、木を切る。それがすぐに木材になるわけではありません。木を山から運び出し、樹皮をむき、適当な長さや大きさに挽(ひ)いて、乾燥させ、さらに用途別に挽き、乾燥させ・・・。それも同じ樹種の木でもひとつひとつ大きさや太さが異なるのですから、「木材」として利用できるようになるまでには、さまざまな手間と時間がかかります。
木を木材として使えるように、板材や角材などに加工することを「製材」と言います。この「製材」にも木材のおもしろさがあるのです。すこしご紹介しましょう。ある程度乾燥された木材は「製材加工」されます。木の幹は樹皮と木質部分に分かれます。この樹皮と木質の境界には「形成層」という部分があり、この「形成層」で細胞分裂をしながら、内側に木質を、外側に樹皮を作りながら、木は生長していくわけです。それが木目(年輪)や色合いなど見た目の美しさや、加工のしやすさなどの特性につながるのですね。そして年輪の目に対してどのように切り出すかで、木材表面の木目が変わってきますし、強度などにも影響が出てきます。
たとえば、丸太の中心から半径の線に沿って「木取り」をされた板の木目を「柾目(まさめ)」と言い、年輪が直線に現れ縞模様になります。収縮や変形に強く、高価な木材になります。また、年輪の目に沿って接線方向に切り出した板の木目を「板目」といい、「柾目」のような直線の縞模様ではなく、山形や曲線の木目になるのが特長。「板目」には表と裏があり樹皮側に面していたほうが「木表」、中心部側に面していたほうが「木裏」になります。板の表と裏で吸水率が異なるため、収縮・変形しやすい性質がありますが、「柾目」よりも多く取れる分、安価です。一般的には、中心部分は柱、桁(けた)、梁(はり)などの構造材を取り、その周辺材で、野地板、垂木などの造作材を取ります。また、丸い原木から角材を切り出していくのですから、なるべく廃棄する部分が少なくなるように、丸太の形を見極めながらノコギリを挽いていきます。
それでも原木の60~70%が建築材、残りの30~40%が廃棄、またはチップ材として製紙工場などに引き取られるそうです。一本一本、太さも長さも木目も違う丸太から、無駄なく木材を「木取り」するのには、熟練の技と経験が大切なのです。