千葉県野田市は畳隊の施工エリア!
野田市の皆さん、どうぞお気軽にご相談下さい。
全ての作業は20年以上のキャリアと実績を有するジョイフル本田リフォーム事業部の管理下で行われます。
畳(たたみ)、襖(ふすま)、網戸、障子のことは、安心と信頼の畳隊にお任せ下さい。
■ 野田市エリアの工期詳細
● 畳の表替え&裏返し
野田市はサービスエリア内です。
● 畳の新床&新品・襖・網戸・障子の貼替え&新品
ご注文後、日時を調整し、お客様ご指定の施工先までお伺いし、採寸等を行います。
納品は、各種貼替えについては最短で翌日、各種新品は1週間~10日程度が必要です。
野田市の皆さんからの「ご注文」をお待ちしております。お気軽にご相談下さい。
畳隊休憩室:日本家屋(木材について)
15 杢(もく)ってごぞんじですか
原木の丸太から木材を切り出すとき、年輪に対してどのように切り出すかで木目の表れ方や強度に違いがでることがあります。木目が直線の縞模様状に出る板を「柾目(まさめ)」、山形や曲線になるものを「板目(いため)」と言います。
この「柾目」や「板目」のほかに、もうひとつ「杢(もく)」と呼ばれる板(木目)があります。細胞の異常な成長で生じた瘤(こぶ)や、幹や枝の局部的なねじれや湾曲を切り出して「木(板)取り」したときに表れる「柾目」とも「板目」とも異なる木目を「杢(もく)」といいます。 とても珍しいうえ、美しい「杢」は装飾性が高く、値段も効果になります。樹種によって特徴的な「杢」があるので、少しご紹介しましょう。
『玉杢(たまもく)』:最も知られた杢のひとつ。同心円がいくつも重なり大柄に広がるタイプと、小さい玉が転々と散らばるタイプに大別されます。広い範囲にバランス良く表れている「玉杢」はとても気象で、木の中でも最高と言われます。どちらかと言えば、やわらかい材に多く、ケヤキの場合樹齢数百年以上の材に見られることが多いと言います。
『如鱗杢(じょりんもく)』:小柄な「玉杢」が幾重にも連続して表れ魚の鱗(うろこ)のように見えることから、「魚鱗杢」と言う場合もあるようです。 ケヤキに多く表れます。
『縮み杢(ちぢみもく)』:繊維方向の木目と直行するように模様が表れます。「縮みといえば栃(とち)、栃といえば縮み」と言われるほど、栃の木が有名です。他には、楓(かえで)、ケヤキ、楠(くすのき)、マホガニーなどに表れます。
『泡杢(あわもく)』:小さな円がたくさん表れ、泡のように見える模様を言います。「玉杢」とよく似ていますし、「玉杢」としても決して間違いではないでしょう。「玉杢」は丸太の外側(樹皮側)に表れやすく、木の中心に近づくほど無くなっていきます。この「玉杢」が無くなっていく途中で『泡杢』になるのではと考えられています。
このほかにも「火炎杢」「波杢」「葡萄杢」「鳥眼杢」・・・など、数多くの種類があります。この種類の多さが、木に対する思い入れの強さを感じますね。高価なものも多く、なかなか自分で購入する機会は無いと思いますが、寺社仏閣や高級旅館・料亭などの和風建築などに使われ、珍重されています。もし訪ねることがあれば、「杢」を探してみるのも楽しいかもしれませんね。