茨城県茨城町は畳隊の施工エリア!
茨城町の皆さん、どうぞお気軽にご相談下さい。
全ての作業は20年以上のキャリアと実績を有するジョイフル本田リフォーム事業部の管理下で行われます。
畳(たたみ)、襖(ふすま)、網戸、障子のことは、安心と信頼の畳隊にお任せ下さい。
■ 茨城町エリアの工期詳細
● 畳の表替え&裏返し
茨城町はサービスエリア内です。
● 畳の新床&新品・襖・網戸・障子の貼替え&新品
ご注文後、日時を調整し、お客様ご指定の施工先までお伺いし、採寸等を行います。
納品は、各種貼替えについては最短で翌日、各種新品は1週間~10日程度が必要です。
茨城町の皆さんからの「ご注文」をお待ちしております。お気軽にご相談下さい。
畳隊休憩室:日本家屋(木材について)
27 見直されている住宅リフォーム
日本にやってくる外国の方たちは、まず日本国土の緑の豊かさに驚かれると聞きます。日本の森林は国土のおよそ7割と言われています。その5割が天然林、4割が植林された人工林で、その樹種としては建築材として一般的なヒノキやスギが多く生産されています。この人工林ですが、本格的に木材利用できる樹齢45年以上のものが4割を占めています。
10年後にはその割合は6割にもなると言われています。これほど森林資源に恵まれているように見える日本ですが、木材の自給率は、昭和30年代には9割もあったのに、現在はなんと3割を切る低さです。これはどうしてでしょうか。「外国産木材のほうが安い」:よく言われる理由のひとつです。戦後の復興のため木材需要が急増した昭和30年代、供給が間に合わず木材は高騰していたそうです。そこで昭和39年木材輸入の自由化がスタート、外国産の木材が安く大量に、かつ安定的に入ってくるようになり、国内の自給率は下がっていきました。しかし現在は国産木材と外国産木材に価格差はそれほどないとも言われています。
「人件費や作業コストが高い」:日本の場合、伐採から製材・加工、流通・販売までに段階がありすぎ、大量かつ安定的な供給がむずかしいのが原因のひとつと言われます。また日本の森林は山間部がほとんどを占め、傾斜が多いため作業効率が悪く人件費や作業コストがかかります。また肉体的にも大変な仕事のため、林業従事者の高齢化が進み後継者不足も深刻です。しかし現在は森林資源や木材の使用が見直されてきています。なぜなら木は「持続可能な資源」と言われているからです。木は伐採してもきちんと植林をしていけば、30年~50年経てばまた木材やエネルギーとして使えるまでに成長します。
また木は成長の過程で吸収した二酸化炭素を炭素として蓄えているので、そのままの素材として(木材として)使うことで、二酸化炭素を閉じこめていることになります。さらに鉄やアルミなど他の素材と比べて、製材・加工するときのエネルギーが極端に少ないのでその分二酸化炭素を出しません。伐採と植林のバランスをうまく取れば、持続可能な資源として将来に渡って利用できる、理想的な資源のひとつなのです。折しも昨年(2010年)は「公共建築物木材利用法」も施行され、公共施設での木材利用を促進する動きが、政府主導で始まっています。高級材だと思っていた国産木材の使用が少し身近になったら嬉しいですね。