畳は簡単なお手入れでグツと長持ち
少しの工夫で、畳みは長持ちさせることができます。
畳の張り替えには、結構費用がかかってしまいますよね。しかし、日常生活のいつものお掃除のなかに、畳のお手入れを少し加えるだけで、畳の寿命をのばして、張り替えの時期もグッと延期することができます。畳の張り替えは気分も一新されて気持ちいいものですが、結構料金もかかってしまいます。その料金を抑えてお金を節約するためにも、普段からできる、簡単な畳のお手入れの仕方をご紹介しましょう。
-お手入れ1-
皆さん、よくやってしまうことが、畳をぬれた雑巾で拭いてしまうことです。畳をぬれた雑巾で拭いてしまうと、畳特有のツヤ感である光沢が損なわれしまいます。基本的には、掃除機と乾拭きだけで充分ですので、気をつけましょう。
-お手入れ2-
掃除機のかけ方で注意することは、畳の目に合わせてかけることです。そうすると、畳の目に詰まっているホコリや隠れているダニも吸い取りやすく、キレイになります。
-お手入れ3-
湿度は畳の大敵です。湿度が高いと、畳の芯の部分など畳自体が悪くなってしまいます。畳を干すことはそう頻繁にできませんが、晴れている日は、部屋に風を通すために窓を開けて、湿度がこもらないようにしましょう。
-お手入れ4-
畳の上には、なるべく何も敷かないようにしましょう。カーペットなどをしいてしまうと、畳が本来持っている湿度を調整する機能が働かなくなってしまい、返って、ダニやカビなどの発生の原因となってしまいます。
-お手入れ5-
ピアノやテーブルなど、足があって重さがあるものは置かないようにしましょう。足の跡がへこんでしまい、跡がついてしまいます。やむを得ず置く場合には、板を挟むなど、足を直接、畳の上に置かないようにしましょう。
-お手入れ6-
できることなら、年に1~2回は畳を天日干しにできるといいでしょう。いまの住宅事情からは難しいと思いますが、乾燥させ、カビやダニの発生を予防するためには、陽の日差しはかなり有効な手段です。和室の畳はあるのが当たり前すぎて、普段はその存在すら気にすることはありませんが、このように日常のなかでできることをいつも心がけていると、畳の寿命もぐんとのびて、ある程度、畳の張り替えの時期を延ばしてあげられます。